生兵法は大怪我の元
この本は、議論の方法よりも心構えについて書かれています。
自分が理解力がないせい?なのか、この本を読んで日常生活で応用し、
かなり損をしたり、足元を見られたりしたことがあります。
「議論をするときは裸になれ」という項目です。
自分は、言いたくないこと(弱み)などを、言ってしまう癖がついてしまいました。
人間は、こういうことは本来言わない動物だと思います。
本音を言うときと言わないときを見極める能力がないと、この項目は大怪我することになり
ます。
この項目はもうちょっと、どういうときに、どこまでの深さで、自分の本音を話していくのか、具体的に言うべきじゃないでしょうか。
じゃないと、いきなり自分の情報を開示するという悪い癖がついて、時には取り返しのつかない事態になってしまいますよ。
他の項目は、参考になるものもありました。
誰もが納得する話術とは
この本は、他の感想にもあるように、決して難解な言葉で書かれているわけではなく、とても平易な言葉で書かれています。 それは、この著者そのものを表すように、難解な、抽象的な心の無い言葉よりも、誰にでもわかる、共感を呼び起こすような、具体的でイメージしやすい、心で実感し体得したことが、最も人の心に訴え、誰もが共感し納得できるようになっているからです。 つまり、この本自体が、この人の「議論」そのものを表しているようになっていると思います。 人は、人と話をする時に、うまくいかず、時にはお互いに不快になって終わってしまうことがあると思います。 しかし、著者も述べるように、本当の「議論」とは、互いに、議論によって得られる答えを、探していくという作業になります。 その過程がどうであるかで、自分が本当に「望む」目標を、達成できるかどうか、つまり、相手に自分の訴えが、「聞き入れてもらえるかどうか」が決まってくる、ということになると思います。 人と議論をする過程が、どうであるべきか、自分の主張を相手に聞き入れてもらうためには、何が必要なのか。 著者の、一般人としての人生、そしてアメリカで絶大な支持を受けるに至った法廷における人生から得られたこの本は、本当に感動してしまいます。
内容はともかく・・
字も小さいし、とにかく長ったらしい。内容を簡潔にして欲しいと 思った。 ご自分で要約を作るのが好きな人であれば良いが、私のように ささっと読んで理解をしたいという人にはあまりオススメ できません。 内容的には、議論をどういう風に進めたらよいか?など、弁論法を 教授するノウハウ本ではありません。原理原則・真理・哲学を考える 本といったほうが良いかと思います。
「議論」という比類のない技術
刑事裁判無敗のNo.1弁護士である筆者の語り口は、タイトルから受けるハウツー的な印象とはギャップがあります。誠実そのものです。議論は「目的・要求・願いをかなえるための道具、比類のない技術」であり、議論における勝利とは「望むものを手に入れること」。自分も相手も同時に勝利することもあるわけで、決して相手をやり込めることではないのです。我々には自分のいい部分を他人と分かち合う義務がある、そうした使命感から書き上げられた一冊。圧巻です。
もったいない!
読み終え、感想の前に気がついたことを2点ほど。 まずこの本題について。 「絶対〜負けない〜法」では、議論好きな人や自信家しか興味をしめさないだろう。元気のない今の日本で、これらキツイすぎる言葉の羅列はよろしくない。 次に議論に関することについて。 ここは日本語をつかう社会である。もちろん議論は往々にして日本語でおこなわれる。その日本語同士の議論で大切なのは、察することである。それは認知や直感という、その場に即した価値を生む行動をうながす指針としての説明があればそれでよいのだ。かといって日本語の特性からすべてを説明するのは困難な為、抽象性を含めた言論を理解するためには日々の知性を磨く鍛錬が必要であり、それにより、期待される範囲の認知力よりもさらに広範囲な直観がはたらき同時に主要範囲の認知の深度をふかめることになるのである。 つまり、文字や観念を用いての議論は、あくまで不完全なアナロジーなのであって、それに頼っている限りは問題を理解することはできない。 では、この本はどういう読み方をすればよいのか? キーは「許可」である。 人格形成は子どもの過ごし方により異なるというのは周知の事実とし、その過程でおもてにでることのなかった良いほうの性格を自己認識のつよくなった大人になった今、どのようにして隠れたそれをおもてに出すか、その方法を心理的に訴えるようにやさしい語り口とお得意の心あたたまるストーリーで「許可」を与えることのできる自己へと導いてくれる。一文一文、味わいながら読み進めてほしい本である。 翻訳本に往々見られることであるが、主張が明晰であるためもやもやした気分のときに読むと、あるところの思考がまっすぐになるような気がして楽になる。議論がうまくなりたいから本を読もうという姿勢には関心しない。注意願う。すべての解答は、心にある。それに耳を傾けるしかないのだ。
三笠書房
議論をするな! ビジネス・コミュニケーションが信じられないほどうまくいくすごい考え方 (JBシリーズ) 絶対負けないゲーム理論の思考法 交渉は「ノー!」から始めよ―狡猾なトラに食われないための33の鉄則 論理と心理で攻める 人を動かす交渉術 (平凡社新書) 実践・交渉のセオリー―ビジネスパーソン必修の13のコミュニケーションテクニック
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